DL-フェニルアラニンの効果・副作用・摂取量

DL-フェニルアラニンの概要


DL-フェニルアラニンは、タンパク質を構成するアミノ酸の一種で、いくつかあるフェニルアラニンの1つです。


フェニルアラニンには2つの種類があり、1つはD体(合成)、もう1つはL体(天然)です。
フェニルアラニンといった場合にはL体であるL-フェニルアラニンを指すことがほとんどです。


DL-フェニルアラニンは文字通り、D体とL体が結びついたフェニルアラニンで、L-フェニルアラニンと似た性質がありますが、異なる性質もあります。
DL-フェニルアラニンはDLPAといわれることもあり、鎮痛剤として使用されることがあります。


市販の鎮痛剤はNSAIDSといわれているもので、痛みの素であるプロスタグランジンという物質を減らすことにより、痛みを取り除きます。
プロスタグランジンが減ると痛みは軽減するのですが、プロスタグランジンは胃を守っている物質でもあります。
そのため、プロスタグランジンが少なくなると胃の痛みや胃潰瘍などの副作用が起こる場合があります。

DL-フェニルアラニンはこれらの市販の鎮痛剤とはまったく違うアプローチで作用します。
脳内にはエンドルフィンという痛みを軽減する物質が自然に分泌されています。
エンドルフィンはいつまでも作用することなく、体内の酵素により破壊されてしまいます。
DL-フェニルアラニンは、エンドルフィンを破壊する酵素の働きを阻害することにより、エンドルフィンの作用が長く続くようにします。
また、DL-フェニルアラニンは短期的な痛みよりも慢性的な痛みに対する効果が高いとされています。


鎮痛剤としてのDL-フェニルアラニンは、市販の鎮痛剤と比較して多くの優れた点があります。
例えば、以下はDL-フェニルアラニンの優れた利点です。
市販の鎮痛剤が効かない人がまれにいますが、その場合、DL-フェニルアラニンを試してみてはいかがでしょうか。
ただし、DL-フェニルアラニンは即効性がなく、当面の間取り続ける必要があります。



  • 他の鎮痛剤と比較して毒性がない。

  • 習慣性がない。

  • 習慣的に利用しても耐性ができない。(効果がなくなってくることがない)

  • 作用メカニズムが異なるため、胃や消化管にダメージを与えない。


鎮痛剤として利用するだけでなく、DL-フェニルアラニンは抗うつ薬としも使用されます。
これはL-フェニルアラニンと同じ効果を得られます。


DL-フェニルアラニンの効果



  • むち打ち症、慢性関節炎、慢性腰痛、偏頭痛、神経痛などの慢性の痛みを軽減する。


  • うつの症状を軽減する。


  • 不安感や緊張感を軽減する。



DL-フェニルアラニンの副作用と安全性


DL-フェニルアラニンは、おそらくほとんどの人に安全とされていますが、十分な科学的根拠がありません。


DL-フェニルアラニンに関する特別な注意と警告


妊娠中や母乳哺育中


妊娠中に多くのDL-フェニルアラニンを摂ることは、先天性欠陥の原因になる可能性があります。
そのため、サプリメントを使用してDL-フェニルアラニンを摂ることは避けたほうが賢明です。
母乳哺育中におけるDL-フェニルアラニンの使用に関しては、十分な情報がありません。
大事をとり、DL-フェニルアラニンの使用を避けるべきです。


フェニルケトン尿症


フェニルケトン尿症である場合は、DL-フェニルアラニンを利用しないでください。
L-フェニルアラニンも同じですが、DL-フェニルアラニンはフェニルケトン尿症を悪化させ、高血圧や卒中をはじめとした重大な症状を引き起こす可能性があります。


精神疾患


精神疾患で抗うつ薬などを服用している場合は、DL-フェニルアラニンが干渉し、治療薬の効果がなくなるか、副作用を生じる可能性があります。
この場合、DL-フェニルアラニンを使用しないか、医療関係者のアドバイスに従ってください。


DL-フェニルアラニンの服用量


以下の用量は科学的に研究されています。


痛みの軽減


製品ラベルの指示に従ってください。
375mgのDL-フェニルアラニンを1日あたり6回という場合が多いようです。


精神的な落ち込みなど


1日あたり、375mgを2回、空腹時に摂ります。
食後やタンパク質と一緒にDL-フェニルアラニンを摂ることは、吸収率が低下します。

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