クロムの効果・副作用・摂取量

クロムの概要


クロムはミネラルの一種です。
極めてわずかな量のクロムが人間の健康に必要であるため、クロムは「必須微量元素」といわれます。


クロムは糖尿病前症、1型糖尿病患者と2型糖尿病患者、ステロイドを摂っているために高血糖である人の血糖コントロールを改善するために使用されます。


また、クロムは、うつ病、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、そしてベータ遮断薬といわれる心臓の薬を服用している人の悪性コレステロールを下げて、良性コレステロールを上げるために使用されます。


筋肉を増やし、体脂肪を減らし、減量を含めた身体状態のためにクロムを使用する人もいます。
また、クロムは運動競技のパフォーマンスを改善し、エネルギーを増やすために使用されます。


クロムは1790年代後期にフランスで発見されました、しかし、クロムが重要な微量元素であると見なされるまでに、1960年代までかかりました。


クロムの効果



  • 私たちの体がインシュリンを使用する方法を改善することによって、クロムは血糖値を正常化するのを助けるかもしれません。


  • クロムは、筋肉量を増やし、脂肪を減らす効果があるため、減量に役立つかもしれません。



クロムの副作用と安全性


適切に6ヶ月以下使用する場合、おそらく、クロムはほとんどの大人に安全です。


より長い期間使用する場合でも、おそらく、クロムはほとんどの人のために安全です。


まれに皮膚のかぶれ、頭痛、めまい、吐き気、情緒の変化、思考障害、判断力の低下、協調性の低下のような副作用をおこす場合があります。


クロムの高用量は、血液疾患、肝臓や腎臓のダメージ、その他の問題をふくめた重大な副作用に関係していました。しかし、クロムが本当にこれらの副作用を引き起こすかどうかは、はっきりと知られていません。


クロムに関する特別な注意と警告


妊娠中や母乳哺育中


妊娠中と母乳哺育中に、適切な摂取量かそれ以下を摂る場合、クロムはおそらく安全です。
しかし、妊娠中あるいは母乳哺育中に、医療従事者からクロムを摂るようにアドバイスされていない場合は、クロムサプリメントを摂るべきではありません。


腎臓障害


クロミウムピコリネート(クロムサプリメントの一般的な形式)を摂っている人が腎臓障害を起こしたという、少なくとも3件の報告があります。
腎臓に疾患がある場合は、クロムサプリメントを摂らないでください。


肝臓障害


クロミウムピコリネート(クロムサプリメントの代表的な形式)を摂っている人が肝臓障害を起こしたという、少なくとも3件の報告があります。
肝臓に疾患がある場合は、クロムサプリメントを摂らないでください。


糖尿病


糖尿病治療薬を服用している場合、クロムは血糖値を下げすぎることがあります。
糖尿病である場合は、注意深くクロムサプリメントを使用して、しっかりと血糖値をモニタしてください。
糖尿病治療薬の量を調整することも必要かもしれません。


クロム酸塩/革アレルギー


クロム酸塩や革に対してアレルギーがある人に、クロムサプリメントはアレルギー反応を引き起こすかもしれません。症状は、皮膚の赤さ、腫れ、落屑などです。


うつ病、不安症、精神分裂症のような精神疾患


クロムは脳内化学物質に影響を及ぼし、精神的なコンディションを悪化させるかもしれません。
これらの疾患がある場合は、注意深くクロムサプリメントを使用してください。
そして、クロムサプリメントを摂っていて感じた、どのような変化にも注意を払ってください。


クロムの服用量


以下の用量は、科学的に研究されています。


2型糖尿病:200mcgから1000mcgを分割して、毎日。


クロムの安全かつ許容上限摂取レベルは知られていません。
しかし、クロムの毎日の摂取レベルが確立されています。


幼児 0ヶ月から6ヶ月: 0.2mcg、7ヶ月から12ヶ月:5.5mcg


子供 1歳から3歳:11mcg 4歳から8歳:15mcg


男の子 9歳から13歳:25mcg


男性 14歳から50歳:35mcg 51歳以上:30mcg


女の子 9歳から13歳:21mcg


女性 14歳から18歳:24mcg 19歳から50歳:25mcg 51歳以上:20mcg

セレンの効果と働きについて

セレンとは


セレンはアンチエイジングやアンチオキシダントという言葉とともに語られることが多いミネラルです。
アンチエイジングは抗老化、アンチオキシダントは抗酸化という意味ですが、どちらも活性酸素対策と考えて問題ありません。


活性酸素というのは呼吸により取り入れた酸素の一部が化学的な変化により、良くない意味で活性化してしまうものです。
活性酸素は目には見えない小さなレベルで健康な細胞を痛めつけます。
この活性酸素の働きが老化や多くの病の元凶であることが解明されてきたため、アンチエイジングやアンチオキシダントのためのサプリメントが販売されるようになっています。


セレンは活性酸素から体を守るグルタチオンペルオキシダーゼという重要な酵素の化学反応に必要なものであり、この化学反応ではセレンが必要不可欠です。
セレンは単体でも抗酸化作用がありますが、ビタミンEと組み合わせることで、いっそう効果的に活性酸素を除去します。


アメリカや日本ではセレンが不足することは稀ですが、中国とロシアの一部のエリアでは土壌中に含まれるセレンが少ないためにセレン不足がめだちます。
こうした慢性的なセレン欠乏は心疾患、甲状腺低下、および免疫力低下に結びつきます。


セレンはいくつかの癌に対して予防効果があるという研究データがありますが、他のビタミンやミネラルのようにはっきりとした摂取勧告量が定められていません。
サプリメントでは一カプセルあたり200マイクログラムの製品が多く流通しています。
現状、研究者はおおよそセレンは一日あたり400マイクログラム以下が望ましいという結論に達しています。


セレンの摂り過ぎはセレン中毒となり、セレン中毒の症状は胃腸障害、脱毛症、爪に白い斑点ができる、ニンニクのような口臭、疲労が主な症状です。
抗酸化サプリメントにはセレンが含まれている製品が多いのですが、規定量を守ることが大切です。


セレンの効果



  • 活性酸素から体を守る


  • いくつかの癌に対する予防



セレンを多めにとるべき場合


加工食品ばかり食べている


ミネラル全般にいえることですが、加工食品からセレンを摂ることは期待できません。


タバコを吸っている


タバコは活性酸素を生み出す原因の一つです。
喫煙者はセレンを含めた抗酸化サプリメントを利用するべきです。
もちろん食事にも抗酸化物質は含まれているものですが、それだけでは心もとないと考えます。


体内の解毒を積極的に行いたい


体内解毒、すなわちデトックスということですがサプリメントの利用が有効です。


抗酸化はデトックスの一大分野となっています。

亜鉛の効果と働きについて

亜鉛とは


不足すると味覚障害を起こすことで有名なミネラルが亜鉛です。
味覚障害は亜鉛不足による症状の代表的なものです。
「味覚のおかしい若者が増えた」といわれているようですが、これは亜鉛が不足する食生活を送っている若者が多くなったということだと考えられます。
亜鉛不足の症状は味覚障害の他、脱毛症、下痢および皮膚の潰瘍と食欲不振を起こします。


亜鉛は体の細胞のいたるところに存在しています。
亜鉛は体がタンパク質とDNAを作るために必要であり、さらに数多くの酵素を作るためにも必要です。
酵素とは体内の化学反応を促進する働きがある物質であり、タンパク質の一種です。
つまり、体がしっかり成長するために亜鉛が重要になります。それゆえに特に妊娠、乳児期、および幼年期中は、きちんと成長するために亜鉛が必要です。


細菌やウイルスのような異物が体内へ侵入した際には免疫システムが作動することにより、細菌やウイルスを撃退しますが、この免疫システムの働きを後押しするのも亜鉛の役割です。
欧米や日本ではあまり考えられないことですが、発展途上国における高齢者や子供は亜鉛不足により免疫力が低下することで、肺炎やその他の感染症にかかるリスクが高くなっています。
その他、体の傷を癒し、味覚と臭覚を正しく保つのも亜鉛の役割です。


亜鉛の効果



  • 体が必要なタンパク質をつくる


  • 免疫システムを助け、感染症から体を守る


  • 味覚と臭覚を正しく保つ


  • 外傷を癒す



亜鉛を多めにとるべき場合


風邪をひきやすい


風邪のような感染症と戦うためには、免疫システムが正しく働く必要があります。
亜鉛はこの免疫システムの働きを助けます。
いくつかの研究では、風邪をひいてから24時間以内に亜鉛トローチまたは亜鉛シロップを服用することが風邪からの回復を促進し、その症状を和らげることに役立っているという結論となっています。
ただ、できることならば風邪をひく前に亜鉛を摂ることが重要です。


加工食品ばかり食べている


ミネラル全般にいえることですが、加工食品から亜鉛を摂ることは期待できません。
亜鉛はカキやエビ、カニなどの魚介類や赤身の肉、鶏肉に含まれています。
植物性食品では豆類、ナッツ類に比較的多く含まれています。


爪に白い斑点がめだつ


この症状は亜鉛不足特有の症状として、報告されているものです。

クロムの効果と働きについて

クロムとは


クロムというミネラルは公害の原因としての知名度が高く、まさかこれが必須ミネラルだとは思わない人が多いようです。
クロムは糖分を含む炭水化物を代謝して、血糖値を下げる効果があります。
過剰な炭水化物は血糖値を上げてしまい、糖尿病の原因となります。


糖尿病対策の面から、血糖値を下げる効果だけでも有益ですが、クロムが注目される理由はダイエット効果です。
炭水化物を摂り過ぎることは太る原因ですが、クロムは炭水化物を代謝する効果が高いためダイエットに役だっています。
トレーナーのもとで行うダイエットセラピーではクロムを積極的に取り入れたダイエットを行なっています。
医療の現場では、医師の判断によりクロムが処方されることもあります。


もうひとつ、クロムの特異な点は筋肉を増強する効果です。
クロムは筋肉増強に必要なタンパク質を体の各部位へ送り込みます。
炭水化物を効率よく燃焼し、筋肉を増強するクロムはダイエットだけでなく先進的なボディビルダーやウエイトリフティングを行う人にも利用されています。


クロムの効果



  • 炭水化物を効率よく燃焼する


  • 血糖値を下げる


  • 筋肉を増強する



クロムを多めにとるべき場合


効率よくダイエットしたい


太る原因である炭水化物を効率よく燃焼するのがクロムです。
アメリカではダイエットを助ける目的でクロムサプリメントが利用されています。
ただしダイエットプログラムでは食事制限や運動も合わせて行いますので、クロムサプリメントはあくまでも補助となっています。


糖尿病を予防したい


甘いものや炭水化物の摂り過ぎは血糖値を上げてしまい、糖尿病の原因となります。
クロムは血糖値の上昇を防ぐ効果があるため、医師からクロムが処方されることがあります。


筋肉増強したい


ボディビルダーのように筋肉増強を目的としている人はプロテインをはじめとしたサプリメントを利用していますが、他にアミノ酸サプリメントなどの筋肉増強サプリメントも積極的に取り入れています。
クロムはこのような先進的な人から注目を浴びています。

鉄の効果と働きについて

鉄とは


めまいがして倒れこむ、気分が悪くなってしゃがみこむ、これは女性に多い貧血の症状です。
貧血を起こすのは女性だけではないのですが、女性に多いのは理由があります。
女性は毎月生理があります。この生理に伴う出血が貧血の原因です。


血液にはヘモグロビンという色素が含まれています。
血液が赤い色であるのはヘモグロビンが赤いからです。
ヘモグロビンは呼吸により取り入れた酸素を血液を通して体の各器官へ送り届ける役目があります。
したがってヘモグロビンが少ないと、十分な酸素が行き届かなくなり、貧血や倦怠感などの症状が現れてきます。


ヘモグロビンはを原料として体内で作られます。したがって鉄が不足することはヘモグロビンが不足することにもなります。


鉄は非常に吸収が悪いミネラルです。
食事に含まれている鉄のうち、実際に吸収されるのは10%前後です。
動物性食品に含まれるヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄が存在していますが、ヘム鉄のほうが比較的よく吸収されます。
しかし、吸収がよいヘム鉄でも20%から30%しか吸収されません。


ただでさえ吸収されにくい鉄であるにもかかわらず、食事を抜いたり、お菓子ばかり食べているなどで、ますます鉄は不足していきます。
この状態で生理による出血がある場合、貧血という結果を招くことになります。


鉄の効果



  • ヘモグロビンの材料となる


  • ヘモグロビンをつくり、体内へ酸素を運ぶ



鉄を多めにとるべき場合


閉経前の女性である


閉経していない女性は毎月の生理で血液を失います。そのため鉄を定期的に供給する必要があります。
ただし、日頃からバランスの良い食事を心掛けている場合は十分かもしれません。


貧血を予防したい


貧血の多くは鉄欠乏性貧血といわれているものです。
この種類の貧血は鉄を補給することで改善することができます。


有害な鉄


鉄を積極的に摂る必要があるのは生理がある女性のみであることがほとんどです。
男性や閉経後の女性の多くは必要ありません。過剰な鉄分は逆に有害です。
サプリメントのラベルに「Iron Free」と書いてあるのを見かけますが、これは「鉄抜き」という意味です。
「過剰に摂ると有害な鉄を含んでいない」製品ということです。


ビタミンCが鉄の吸収をアップする


鉄は吸収がよくないミネラルですが、ビタミンCと合わせることで吸収がよくなります。

マグネシウムの効果と働きについて

マグネシムとは


カルシウムとあわせて考えることが多いミネラルがマグネシウムです。
マグネシウムはカルシウムの吸収をたすける役割があるからです。
日本人はカルシウムが不足しているという話をききますが、カルシウムの摂取量が少ないことだけでなく、吸収をたすけるマグネシウムが足りていないことも大きな原因です。


マグネシウムはカルシウムに次いで必要量が多いミネラルですが、加工食品を食べることが多くなった現代ではなかなか十分に摂ることができません。
マグネシウムを十分に含む食品はもともと数少なく、世界的な栄養事情でもマグネシウム不足が問題となっています。
マグネシウムはただでさえ十分に摂ることができないものですが、それに輪をかけてアルコールの飲み過ぎやストレスにより、減少します。


マグネシウムの効果



  • カルシウムの吸収をたすける


  • 精神的に安定する



マグネシウムを多めにとるべき場合


加工食品を多く食べている


カルシウムも同様ですが、加工食品に頼ることが多くなった今日では、マグネシウムは不足しがちです。


骨を丈夫にしたい


カルシウムと合わせてマグネシウムを摂ることで、カルシウムを有効に利用できるようになります。


カルシウムも同様ですが、加工食品に頼ることが多くなった今日では、マグネシウムは不足しがちです。


精神的に不安定である


マグネシウムは抗ストレスミネラルといわれており、ストレス下では消費しやすくなります。


アルコールをよく飲む


アルコールはビタミンBをはじめとして、多くの栄養素を破壊します。マグネシウムもアルコールにより減少します。

カルシウムの効果と働きについて

カルシウムとは


ミネラルの中でもっとも必要量が多く、そして日本人がいちばん不足しているのがカルシウムです。
必要量が多いから不足しやすいというのは、もちろんそのとおりなのですが、加工食品の食べ過ぎがカルシウム不足を助長しています。
加工食品にはリンが多量に含まれています。
リンはミネラルの一種ですが、カルシウムとのバランスが重要です。
多すぎるリンはカルシウムを消費してしまいます。


太陽からの紫外線により肌で合成されるビタミンDはカルシウムを吸収する働きがあるビタミンです。
実際のところ、カルシウムが存在しているだけでは体はうまくカルシウムを使うことができません。
カルシウムを吸収して利用するためにはビタミンDが必要です。


もうひとつ、カルシウムと関連性が深いミネラルがマグネシウムです。
マグネシウムも残念ながら不足しやすいミネラルです。
現代人はミネラル全般が不足気味ですが、カルシウムとマグネシウムは特に不足しやすいものです。
マグネシウムもカルシウムを利用するために必要です。


不足しやすいカルシウムのサプリメントは数多く流通していますが、同時にマグネシウムとビタミンDを含んでいる製品が多くなっています。
多くのサプリメントのカルシウムとマグネシウムの比率は2:1となっており、この配合がもっとも理想的です。


カルシウムの効果



  • 骨を丈夫にする


  • 精神的に安定する


  • 骨粗鬆症を予防する



カルシウムを多めにとるべき場合


加工食品を多く食べている


現代食の代名詞ともいえる加工食品はリンが多量に含まれています。
多すぎるリンはカルシウムを消費するため、結果としてカルシウム不足を招きます。


骨を丈夫にしたい


丈夫な骨をつくるためにはカルシウムが必要不可欠です。
特に高齢になるとカルシウム不足が骨粗鬆症の原因になりますので、骨粗鬆症を予防するためにもカルシウムを十分に摂ることは重要です。


精神的に不安定である


丈夫な骨や歯をつくるだけがカルシウムの仕事ではありません。
カルシウム不足は精神的にも影響があります。


カルシウムが不足するとイライラするのは有名な話ですが、実際にカルシウムとマグネシウムは抗ストレスミネラルとして、精神安定剤のような効果があります。


よく眠れない


精神安定剤としてのカルシウムは穏やかな眠りをサポートする効果があります。

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