このブログはサプリメントの効果・副作用・摂取量に移転しました。

マグネシウムの効果と働きについて

マグネシムとは


カルシウムとあわせて考えることが多いミネラルがマグネシウムです。
マグネシウムはカルシウムの吸収をたすける役割があるからです。
日本人はカルシウムが不足しているという話をききますが、カルシウムの摂取量が少ないことだけでなく、吸収をたすけるマグネシウムが足りていないことも大きな原因です。


マグネシウムはカルシウムに次いで必要量が多いミネラルですが、加工食品を食べることが多くなった現代ではなかなか十分に摂ることができません。
マグネシウムを十分に含む食品はもともと数少なく、世界的な栄養事情でもマグネシウム不足が問題となっています。
マグネシウムはただでさえ十分に摂ることができないものですが、それに輪をかけてアルコールの飲み過ぎやストレスにより、減少します。


マグネシウムの効果



  • カルシウムの吸収をたすける


  • 精神的に安定する



マグネシウムを多めにとるべき場合


加工食品を多く食べている


カルシウムも同様ですが、加工食品に頼ることが多くなった今日では、マグネシウムは不足しがちです。


骨を丈夫にしたい


カルシウムと合わせてマグネシウムを摂ることで、カルシウムを有効に利用できるようになります。


カルシウムも同様ですが、加工食品に頼ることが多くなった今日では、マグネシウムは不足しがちです。


精神的に不安定である


マグネシウムは抗ストレスミネラルといわれており、ストレス下では消費しやすくなります。


アルコールをよく飲む


アルコールはビタミンBをはじめとして、多くの栄養素を破壊します。マグネシウムもアルコールにより減少します。

カルシウムの効果と働きについて

カルシウムとは


ミネラルの中でもっとも必要量が多く、そして日本人がいちばん不足しているのがカルシウムです。
必要量が多いから不足しやすいというのは、もちろんそのとおりなのですが、加工食品の食べ過ぎがカルシウム不足を助長しています。
加工食品にはリンが多量に含まれています。
リンはミネラルの一種ですが、カルシウムとのバランスが重要です。
多すぎるリンはカルシウムを消費してしまいます。


太陽からの紫外線により肌で合成されるビタミンDはカルシウムを吸収する働きがあるビタミンです。
実際のところ、カルシウムが存在しているだけでは体はうまくカルシウムを使うことができません。
カルシウムを吸収して利用するためにはビタミンDが必要です。


もうひとつ、カルシウムと関連性が深いミネラルがマグネシウムです。
マグネシウムも残念ながら不足しやすいミネラルです。
現代人はミネラル全般が不足気味ですが、カルシウムとマグネシウムは特に不足しやすいものです。
マグネシウムもカルシウムを利用するために必要です。


不足しやすいカルシウムのサプリメントは数多く流通していますが、同時にマグネシウムとビタミンDを含んでいる製品が多くなっています。
多くのサプリメントのカルシウムとマグネシウムの比率は2:1となっており、この配合がもっとも理想的です。


カルシウムの効果



  • 骨を丈夫にする


  • 精神的に安定する


  • 骨粗鬆症を予防する



カルシウムを多めにとるべき場合


加工食品を多く食べている


現代食の代名詞ともいえる加工食品はリンが多量に含まれています。
多すぎるリンはカルシウムを消費するため、結果としてカルシウム不足を招きます。


骨を丈夫にしたい


丈夫な骨をつくるためにはカルシウムが必要不可欠です。
特に高齢になるとカルシウム不足が骨粗鬆症の原因になりますので、骨粗鬆症を予防するためにもカルシウムを十分に摂ることは重要です。


精神的に不安定である


丈夫な骨や歯をつくるだけがカルシウムの仕事ではありません。
カルシウム不足は精神的にも影響があります。


カルシウムが不足するとイライラするのは有名な話ですが、実際にカルシウムとマグネシウムは抗ストレスミネラルとして、精神安定剤のような効果があります。


よく眠れない


精神安定剤としてのカルシウムは穏やかな眠りをサポートする効果があります。

ビタミンKの効果と働きについて

ビタミンKとは


ビタミンKはフィロキノンといわれるビタミンK1とメナキノンといわれるビタミンK2の二種類があります。
ビタミンKの効果と役割は血液の凝固とカルシウムの代謝を調整することです。


血液が固まるためには、肝臓において合成される血液凝固因子というものが必要になります。
この血液凝固因子のおかげで、出血した場合でも血液は固まるようになります。
血液凝固因子をつくりだす過程において、重要な役割を担っているのがビタミンKです。


カルシウムの代謝に関わり、カルシウムを吸収するためにもビタミンKが必要です、
カルシウムが骨に吸収されるのを助けるタンパク質の合成にビタミンKが必要です。
そのため、ビタミンK不足が原因でカルシウムをうまく取り込めなくなり、骨がもろくなることがあります。


ビタミンKは食事から得ることができますが、腸内細菌によって体内で合成されるビタミンです。
そのため、医師から指示があった場合などを除いてサプリメントでとる必要がないビタミンでもあります。


ビタミンKは血液を固まりやすくする働きがありますから、逆にビタミンEのように血液を流れやすくするサプリメントがビタミンKの働きを邪魔することがあります。
そのため、ビタミンKを処方された場合はビタミンEはとるべきではありません。


ビタミンKには美肌効果もあります。
ビタミンKは毛細血管のダメージをやわらげ、アザを薄くする効果があります。紫外線で傷んだ肌をメンテナンスするためにもビタミンKが使用されます。
ビタミンKというと、血液凝固作用ばかりに目がいきますが、美肌効果をウリにした化粧品に含まれているだけでなく、皮膚科では目の下のクマを薄くするためにも処方されることがあります。


ビタミンKの効果



  • カルシウムの吸収をたすけて骨を丈夫にする


  • 血液を凝固する



ビタミンKを多めにとるべき場合


抗生物質をのんでいる


ビタミンKは腸内細菌によって合成されるビタミンであるため、抗生物質により腸内細菌の活動が弱まった場合に不足することがあります。
ただし、数日間抗生物質をのんだぐらいでは問題ありません。


骨を丈夫にしたい


ビタミンKはビタミンDとともにカルシウムを吸収する過程で必要なビタミンです。
そのため、ビタミンK不足が骨粗鬆症の原因になることがあります。

ビタミンEの効果と働きについて

ビタミンEとは


ビタミンEはトコフェロールとトコトリエノールの二種類が存在しています。
長らくビタミンEといえばトコフェロールのことを指しており、ビタミンEのサプリメントもトコフェロールが含まれているものでした。
しかし近年になって、もうひとつのビタミンEであるトコトリエノールも取りざたされるようになってきました。


ビタミンEの効果と働きは多岐にわたりますが、血行促進、抗酸化作用が代表的です。
ビタミンEは脂溶性のビタミンであるため、体内の脂質に関連した組織で働きます。
ビタミンEの抗酸化作用に関しては、脂肪を活性酸素からまもり、過酸化脂質の形成を防ぐ効果があげられます。


体内のコレステロールや中性脂肪が活性酸素の影響により酸化されると、過酸化脂質という悪玉の脂肪に変化します。
過酸化脂質は細胞を傷つけ、動脈硬化の原因とされているものです。そして、いくつかある発がんの原因の一つとされています。
コレステロールや中性脂肪が酸化されないようにビタミンEが活性酸素を無害化します。


血液循環が悪くなることは肩こりや腰痛、冷え性、筋肉痛の原因になります。
ビタミンEは血行促進効果があるため、市販の肩こりに効く薬に含まれていることがあります。


血管の中に血栓という塊ができることがあります。
この血栓は血液の流れを阻害するため、さらなる病の原因になりえます。ビタミンEは血栓を防ぐだけでなく、血栓を溶解する効果もあります。


ビタミンEは抗酸化物質として働きますが、抗酸化作用を発揮したのちは不活性となってしまいます。
この活性を失ったビタミンEを再生するのがビタミンCです。
ビタミンCも重要な抗酸化物質ですが、水溶性ビタミンなので体の親水性の部分で働きます。
ビタミンEの寿命をのばすためにビタミンCも合わせてとることは効率がよい抗酸化物質のとり方です。
新しいビタミンEとして取りざたされているトコトリエノールはトコフェロールよりも抗酸化作用に優れているため、活性酸素による老化を防ぐことを目的に美容面での利用が目立ちます。


ビタミンEの効果



  • 脂質の酸化を防ぐ


  • 血行促進


  • 疲労回復


  • 血栓の予防と溶解


  • 抗ストレス効果


  • 抗酸化効果



ビタミンEを多めにとるべき場合


ストレスが多い生活である


ストレスにより活性酸素が発生します。
ビタミンCと合わせてビタミンEをとることが有効です。


血行が悪い


ビタミンEは血行促進効果があるため、市販薬や処方箋にビタミンEが含まれています。
肩こりや腰痛、冷え性の原因の一つは血行不良であるため、ビタミンEをとることで改善が期待できます。


筋肉痛、疲労


ビタミンEは筋肉をやわらかくほぐし、筋肉痛や疲労を予防します。


ビタミンEのサプリメント


ビタミンEのサプリメントはトコフェロールを含んだものとトコトリエノールを含んだものがあります。
そして、両方を含んだ製品も販売されています。
どちらも活性酸素から体を守る効果がありますが、抗酸化力にすぐれたトコトリエノールが美容面で注目されています。


ビタミンEの副作用


ビタミンEはビタミンAビタミンDのように脂溶性ビタミンです。
脂溶性ビタミンは体内に蓄積するため過剰症の危険性がありますが、ビタミンEは比較的体内にとどまっている時間が短いため、過剰症ついて考慮することはほとんどありません。

ビタミンDの効果と働きについて

ビタミンDとは


ビタミンDはカルシフェロールといわれる脂溶性のビタミンです。
ビタミンDは食事から得られる他に、太陽の紫外線を浴びることでも体内で合成することができます。


ビタミンDのおもな効果と働きはカルシウムと密接な関係があります。
骨や歯を形成しているカルシウムは日本人が不足しやすいミネラルです。
そのため積極的にカルシウムをとる必要があるのですが、カルシウムの吸収をたすけてくれるのがビタミンDです。


カルシウムは丈夫な骨や歯をつくるために必要不可欠なミネラルで、骨粗鬆症になるのを防ぐ、骨軟化症になるのを防ぐなどの効果が期待できますが、カルシウムを有効に使うためにはビタミンDの助けが必要です。


また近年では、骨や歯に対する働きだけではなく、精神的な好影響やインフルエンザの予防など、様々な効果をもつことがわかりはじめてきました。
ビタミンD不足により、うつになりやすくなることがあります。これは「冬季性うつ」が代表的です。寒くて日差しが弱い冬季に気分が沈むことが多いようです。
ビタミンDの免疫力を強化する効果は、インフルエンザの予防にも有効である可能性は極めて高いとのことです。


太陽光線を浴びると、紫外線が皮膚の脂肪に作用してビタミンDが作り出されます。
そのため太陽光線を浴びることでビタミンDを補うことができるのですが、紫外線の浴び過ぎはシミの原因や皮膚がんの原因になりうるため注意が必要です。
ビタミンDを作るためには、長時間浴びる必要はありません。


ビタミンDの効果



  • カルシウムの吸収をたすける


  • カルシウムの吸収をたすけることで丈夫な骨をつくる


  • カルシウムの吸収をたすけることで丈夫な歯をつくる


  • ビタミンAの吸収をたすける



ビタミンDを多めにとるべき場合


骨粗鬆症を防ぎたい


老人や閉経期を迎えた女性は骨粗鬆症になりやすくなります。
カルシウムと合わせてビタミンDも不足しないように留意したほうがいいでしょう。


丈夫な骨をつくる


丈夫な骨をつくるために欠かせないカルシウムはビタミンDの働きによって、体が有効に利用できるようになります。


丈夫な歯をつくる


丈夫な歯をつくるために欠かせないカルシウムはビタミンDの働きによって、体が有効に利用できるようになります。


夜間勤務である


夜間勤務のようにほとんど日光を浴びる機会がない場合は、ビタミンD不足になりえます。


日焼けしている


著しく日焼けしている場合は、皮膚でビタミンDをつくる作業が進みません。


ビタミンDのサプリメント


ビタミンDは単体のサプリメントも販売されていますが、ビタミンDのみをとることはほとんど必要ありません。
マルチビタミンにはビタミンDが含まれています。
カルシウムサプリメントにはビタミンDをいっしょに含んでいるものも多くあります。
ビタミンDはこのようなサプリメントと合わせてとる方が効果的です。


ビタミンDの副作用


ビタミンDはビタミンAと同じように脂溶性ビタミンです。
脂溶性ビタミンは体に蓄積してしまうため、あまり多くとると過剰症の心配があります。
ビタミンDの場合、吐き気や下痢の他に体内にカルシウムが沈着してしまうことがあります。

ビタミンCの効果と働きについて

ビタミンCとは


アスコルビン酸ともいわれるビタミンCは世界で最も多く販売されているサプリメントの一つです。
ビタミンCの効果と働きは多岐にわたります。
ビタミンCは壊血病というビタミンC不足が招く病気にならないために必要といわれてきましたが、今日では数多くの効果や働きがあるビタミンであることがわかりました。


シミの緩和や肌の美白、コラーゲンの形成などの美容面での効果や風邪の予防、発がん性物質の分解、抗ストレス効果、抗酸化作用、抗アレルギー効果、鉄分などのミネラルの吸収アップなどが代表的な効果です。


ビタミンCの美容面での効果を考えてみると、シミの緩和や肌の美白があげられます。
ビタミンCは肌のメラニン色素を薄くする効果があるため、シミやそばかすが徐々に薄くなり透明感が増してくることになります。
ビタミンCのコラーゲンを作る効果も重要です。
コラーゲンとは肌のセメントのような働きをしているタンパク質ですが、コラーゲンが増えることでいわゆるハリがある肌になります。


ビタミンCの抗酸化作用も重要なはたらきです。
例えばタバコを吸うと体内では活性酸素が発生します。
活性酸素とは悪玉酸素といわれているもので、細胞を著しく傷つけてしまうものです。活性酸素はタバコの煙だけではなく、有害物質、医薬品、精神的ストレス、過度な運動などにより発生します。
ビタミンCはこのような活性酸素を無害化する効果があります。


花粉症の症状を軽減するためにビタミンCを利用するのも有効です。
ビタミンCは体内にあるアレルギー物質であるヒスタミンの量を減らすことができます。
ヒスタミンは花粉症やハウスダストによる鼻炎の原因になっているアレルギー物質です。


ビタミンCの効果



  • 鉄分の吸収をたすける


  • コラーゲンの形成を促進する


  • シミを減らす


  • 肌の美白


  • 発がん性物質の分解


  • 風邪の予防


  • 抗ストレス効果


  • 抗酸化効果


  • 抗アレルギー効果



ビタミンCを多めにとるべき場合


シミが気になる


メラニン色素の蓄積がシミになります。
メラニン色素を薄くするためにビタミンCが有効です。
美容外科などでは肌に塗るタイプのビタミンC(脂溶性ビタミンC)クリームを処方しています。


肌の美白を促進したい


シミと同じようにメラニン色素が減ることで、透明感が増してきます。


喫煙者である


タバコを吸うと大量のビタミンCが消費されます。
タバコの煙に含まれている有害物質の影響を少なくするためにビタミンCを補給することが重要です。


風邪の予防


ビタミンCが風邪の予防に効果があるという話は有名です。
この効果は微妙ですが、風邪や病気の際には体に対してストレスがかかるため、ビタミンCの要求量は増大します。


ストレスが多い生活をしている


精神的ストレス、身体的ストレス、環境的ストレスなどあらゆるものがストレスの原因になりえますが、ストレスが活性酸素を発生させます。
高ストレス環境においては、活性酸素から体をまもるためにビタミンCの要求量が増大します。


便秘になりやすい


メガビタミン療法という大量にビタミンをとる治療法がありますが、ビタミンCを多量にとった場合に下痢することがあります。
ただ、ビタミンCをある程度多くとることは便秘解消に役立ちます。


花粉症やハウスダスト


花粉症やハウスダストはアレルギー物質であるヒスタミンが多量に分泌されることが原因です。
ビタミンCは過剰なヒスタミンを少なくすることでアレルギー症状を軽減します。


ビタミンCのサプリメント


ビタミンCのサプリメントは錠剤、カプセル、粉末など多種多様ですが、ビタミンPを一緒に含んでいる製品が吸収力に優れています。
ビタミンPはバイオフラボノイドといわれているものでビタミンCの働きを助けます。
例えばバラの実(ローズヒップ)から得られたビタミンCはビタミンPを含んでいます。

ビタミンAとベータカロチンの効果と働きについて

ビタミンAとは


ビタミンAといわれているものは、レチノールとベータカロチンの二種類が存在しています。
レチノールはビタミンAの化学名であり、ビタミンAそのものを指していますが、ベータカロチンは厳密にはビタミンAではありません。
ベータカロチンは体内でビタミンAに変化する性質をもつプロビタミンAというものです。
ベータカロチンは必要な分だけがビタミンAへ変化して残りのベータカロチンは抗酸化物質として働くことで、体を老化から守ります。


ビタミンAの効果や働きはおもに眼と肌に関することが多くあります。
眼に関する効果は夜盲症を防ぐことが有名です。夜盲症とは暗い場所で物が見えづらくなる病気で、鳥目ともいわれている病気です。
夜盲症の原因はビタミンA不足ですので、ビタミンAを十分にとることで回復が望めます。
そして、眼の感光色素をつくるためにもビタミンAを必要としているため、ビタミンA不足が視力低下の原因になりえます。


ビタミンAがニキビの治療や肌のしわを減らすために美容外科や皮膚科で処方される場合があります。
ビタミンAは肌を丈夫にし、やわらかくなめらかにする効果があるためです。
一般的にレチノールクリームという製品名のものですが、濃度を薄くしたものは化粧品や市販薬にも含まれています。


呼吸器や喉の粘膜の強化もビタミンAの働きの代表的なものです。
呼吸器や喉の粘膜が弱くなることで、風邪などの感染症にかかりやすくなります。ビタミンAが風邪の予防や回復に効果があるといわれているのは、このためです。


ビタミンAの効果



  • 夜盲症をふせぐ


  • 視力低下をふせぐ


  • 呼吸器や喉の粘膜を強化して感染から守る


  • ニキビを軽減する


  • 皮膚の傷の回復を助ける



ビタミンAを多めにとるべき場合


眼の健康を保ちたい


眼の感光色素をつくるビタミンAは視力低下をふせぐために重要なビタミンです。


肌の健康をまもる


美容外科や皮膚科ではシワの軽減やニキビの治療にビタミンAを含んだレチノールクリームを使用しています。
レチノールクリームは外用薬ですが、ビタミンAサプリメントを飲むことも効果があります。


風邪をひきやすい


ビタミンAは粘膜を強化して感染からまもる効果があります。


ビタミンAの副作用


ビタミンAは油に溶ける性質があるため、脂溶性ビタミンといわれています。
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの違いは体に蓄積するかしないかです。
水溶性ビタミンの場合、多く摂り過ぎても汗や尿とともに体の外へ出て行ってしまうため蓄積することがありません。
対して脂溶性ビタミンは体内に蓄積します。そのため、あまり多くの量が蓄積してしまうと過剰症になる可能性があります。
ビタミンAの場合は吐き気、下痢、頭痛などの症状があらわれることがあります。このような理由から、ビタミンAは毎日とる必要がないビタミンです。



ビタミンAをレチノールの形でとるのではなく、ベータカロチンの形でとる場合は過剰症の心配がなく安全です。
ベータカロチンは必要な分のみがビタミンAへ変化するため、過剰になることはないからです。
しかも余ったベータカロチンは抗酸化作用があるため体の老化防止効果が期待できます。
このような理由からベータカロチンの形の方か好ましいといえます。

ビタミンBの効果と働きのまとめ

ビタミンBの種類


ビタミンBは種類が多く、下記がビタミンBとして認められているものです。



ビタミンBのおもな効果と働き


ビタミンBの効果と働きはひとつではなく多岐にわたります。
いくつもの働きの中で、おもなものは下記になります。



  • 炭水化物の代謝


  • タンパク質の代謝


  • 脂肪の代謝


  • 神経の正常な働きをサポート


  • 疲労回復


  • 抗ストレス効果



ビタミンBによる栄養素の代謝


炭水化物、タンパク質、脂肪は食品を構成している主な栄養素ですが、これらの栄養素が代謝されないということは、生きていくために必要な栄養を分解吸収できないということです。
このような代謝をサポートするために必要なのがビタミンBです。


ビタミンBの疲労回復効果


市販されている強壮剤や栄養ドリンクには、ビタミンBが必ずといっていいほど含まれています。
食品から得られた栄養素の代謝をサポートし、エネルギーとすることで疲労回復効果につながるためビタミンBが含まれているのです。


ビタミンBの抗ストレス効果


神経の働きをサポートするのもビタミンBの役割です。
ビタミンBの働きは精神にも影響を及ぼしており、そのアンバランスや不足が「元気がでない」、「気持が落ち込む」などの精神的な問題の原因になりえます。


理想的なビタミンBの摂り方


ビタミンBの特徴として、それぞれのビタミンBが協力しながら働くという性質があります。
この性質はビタミンBサプリメントを利用する際に重要です。
単一のビタミンBのみを多量にとることは好ましいことではありません。
ビタミンBは協力して働く性質があるため、単一のビタミンBのみが多量にあると、他のビタミンBが多量にあるビタミンBに合わせて激減します。
ビタミンBのサプリメントはすべてのビタミンBを含んだビタミンBコンプレックスの他にそれぞれのビタミンB単体のものなど多数販売されていますが、上記の理由によりビタミンBコンプレックスで摂ることが最も効率的です。


ビタミンBを多く必要なタイプの人


ビタミンBの効果と働きから考えて、ビタミンBを多く必要な人とは、たとえば「体力や気力が必要な仕事をしており、肉体的および精神的に疲れやすい環境にあり、忙しい人」ということになります。

PABA(パラアミノ安息香酸)の効果と働きについて

PABA(パラアミノ安息香酸)とは


PABAとはビタミンBの一種とされていますが、あまり詳細がわかっていないビタミンです。
そしてPABAは葉酸を作る素となり、体内で合成することができるものです。


PABAはビタミンBの一種とされる場合もありますが、現在では必ずしも必要ではない栄養素であることが判明しており、ビタミンに分類されなくなっています。


そもそもビタミンとは必須栄養素であり、誰しもが必ず必要とする栄養素のことですが、必須ではないことが判明した場合はビタミンの分類から外れるのは自然なことです。
しかしながらビタミンBコンプレックス(ビタミンBをすべて含んだサプリメント)やマルチビタミンサプリメントにはPABAが含まれていることが多く、まだまだビタミンとして認識されているようです。


PABAは他のビタミンにくらべて、あまり詳細がしられていないものですが、髪の毛と肌の健康を守る働きがあります。
PABAには日焼けから肌を守る効果もあるため、現在では使用されていませんが日焼け止めにPABAが含まれていたことがあります。


PABAの効果



  • 肌の健康をたもつ


  • 白髪になるのをふせぐ


  • 肌のしわをふせぐ



PABAを多めにとるべき場合


白髪が気になる


PABAが白髪になるのをふせぐという話がありますが、詳細はわかっていません。
白髪がもとの色に戻ったという人がいるようですが真偽は不明です。
研究では肌と髪の健康に関与しているという事実だけがあります。


肌のしわが気になる


PABAは肌の健康を守る働きがあり、すべすべとした肌をつくるために必要です。
効果の一つにしわを防ぐことがあげられます。


PABAの副作用


PABAは基本的に副作用はないとされていますが、あまり多量にとった場合は吐き気を催すことがあります。
ビタミンBのサプリメントを規定量とっている程度では問題ありません。

コリンの効果と働きについて

コリンとは


コリンとはホスファチジルコリンともいわれているビタミンBの一種です。


コリンは同じビタミンBの一種であるイノシトールとの関連性が強いリン脂質です。
イノシトールは抗脂肪肝ビタミンといわれているもので、肝臓に中性脂肪が蓄積するのをふせぐ効果がありましたが、コリンにも同様の効果があります。
正確にはイノシトールとコリンは協力し合いながら作用するものです。


イノシトールには脂肪肝をふせぐ、記憶力や集中力の低下をふせぐ、脳を沈静化し精神的に安定させるなどの効果がありますが、これはコリンにもあてはまります。
コリンとイノシトールを十分にとるためには大豆レシチンや卵黄レシチンを利用するといいでしょう。レシチンはイノシトールとコリンの両方を多く含んでいます。


コリンの効果



  • 脂肪肝をふせぐ


  • リン脂質を形成する


  • 記憶力や集中力の低下をふせぐ


  • 精神的安定に不可欠



コリンを多めにとるべき場合


脂肪分のとりすぎ


脂肪分の多い食事を好む人は脂肪肝をふせぐ目的でコリンが重要です。


アルコールをよく飲む


アルコールをよく飲む人も脂肪分のとり過ぎと同じように脂肪肝をふせぐ目的でコリンが重要です。


コレステロール値が高い


コリンは脂肪とコレステロールを代謝するため、コレステロール値を下げる効果が期待できます。


脳のはたらきを強化したい


イノシトールやコリンなどのリン脂質は脳組織に大量に存在します。
リン脂質は脳内の化学伝達に必要な物質で、集中力や記憶力の低下をふせぐ効果があります。


イライラしたり、落ち着かない


ビタミンB不足の症状として、イライラしたり落ち着きがなくなったりというような精神的に不安定になるケースがあります。
他のビタミンBと同じようにイノシトールやコリンの不足も精神的に不安定な状態になる原因です。

イノシトールの効果と働きについて

イノシトールとは


イノシトールとはホスファチジルイノシトールともいわれているビタミンBの一種です。
イノシトールはコリン(ホスファチジルコリン)と同じように、脂肪肝をふせぐ働きがあります。



脂肪肝とは中性脂肪が肝臓に過度に蓄積してしまう病気のことです。食事にふくまれている脂肪分は脂肪酸へ変化して肝臓に送られますが、脂肪分、糖分、アルコールのとり過ぎで肝臓へ送られる脂肪酸が多くなりすぎると、脂肪酸は中性脂肪として肝臓に蓄積してしまうことになります。
フォアグラという高級料理がありますが、脂肪肝とはちょうどフォアグラのような状態になることを指しています。


イノシトールは肝臓が脂肪を代謝する働きを正常に保つために必要で、肝臓に中性脂肪が蓄積することを防ぐ効果があるため、抗脂肪肝ビタミンといわれています。


イノシトールとコリンはリン脂質といわれているもので、リン脂質は脳に多く存在します。リン脂質は脳内の化学伝達に必要な物質で、イノシトールやコリンを十分にとることで記憶力や集中力の低下をふせぐ効果もあります。


大豆レシチンや卵黄レシチンというサプリメントが販売されています。このレシチンはリン脂質そのものでイノシトールとコリンをふくみます。


イノシトールの効果



  • 脂肪肝をふせぐ


  • リン脂質を形成する


  • 記憶力や集中力の低下をふせぐ


  • 精神的安定に不可欠



イノシトールを多めにとるべき場合


脂肪分のとりすぎ


脂肪分の多い食事を好む人は脂肪肝をふせぐ目的でイノシトールが重要です。


アルコールをよく飲む


アルコールをよく飲む人も脂肪分のとり過ぎと同じように脂肪肝をふせぐ目的でイノシトールが重要です。


コレステロール値が高い


イノシトールは脂肪とコレステロールを代謝するため、コレステロール値を下げる効果が期待できます。


脳のはたらきを強化したい


イノシトールやコリンなどのリン脂質は脳組織に大量に存在します。
リン脂質は脳内の化学伝達に必要な物質で、集中力や記憶力の低下をふせぐ効果があります。


イライラしたり、落ち着かない


ビタミンB不足の症状として、イライラしたり落ち着きがなくなったりというような精神的に不安定になるケースがあります。
他のビタミンBと同じようにイノシトールやコリンの不足も精神的に不安定な状態になる原因です。

ビオチンの効果と働きについて

ビオチンとは


ビオチンビタミンBの一種です。
ビタミンBのグループですがビタミンHといわれることもあります。
ビオチンは肌の調子を整える、髪を健康にたもつために必要なビタミンとして認識されています。
しかし、ビオチンのおもな働きは脂肪とタンパク質の代謝をたすけることです。

「ビオチンと頭髪の関係」が話題になることがありますが、効果は微妙です。
ビオチンは頭皮の血行を促す、髪の毛の成分を生成することで育毛効果が期待できるなどの話がありますが、効果は人それぞれというところです。


ビオチンの効果



  • 白髪になるのをふせぐ


  • 髪の毛の寿命をのばし、脱毛をふせぐ


  • 湿疹や皮膚炎になるのをふせぎ、症状を軽くする



ビオチンを多めにとるべき場合


抗生物質を飲んでいる


ビオチンは食品からとるだけでなく、腸内細菌の活動によってもつくられます。
つまり食品から得られるビオチンの量と腸内細菌がつくりだすビオチンの量の合計がビオチンの総量です。
抗生物質は有益な腸内細菌も殺してしまうため、腸内細菌がつくるビオチン量が減少します。


湿疹や皮膚炎ができやすい


ビオチン不足の特徴として、湿疹や皮膚炎ができやすくなることがあげられます。
こうした症状が気になるようであればビオチンのサプリメントを利用してみましょう。


薄毛や白髪が気になる


ビオチンは髪の毛の寿命をのばすビタミンとしてしられています。
ビオチンのサプリメントを利用して髪の毛の寿命がのびたというデータも公表されており、かつ、実際に髪の毛の寿命がのびたことを実感したという人もいます。
しかし薄毛や白髪はストレスや遺伝などの問題が複雑にからみあっているものであり、ビオチン不足だけの問題ではありません。
ただビオチン不足が頭髪に大なり小なりの影響を与えているということは事実のようです。


生卵をよくたべる


卵の白身にふくまれているアビジンという物質はビオチンの吸収を阻害します。

ただし、ゆで卵のように加熱したものはアビジンの活性が失われているため問題ありません。
頻繁に「ご飯に生卵をかけて食べる」というような場合はビオチンが不足することがあります。


医薬品をおおく飲んでいる


ビオチンは医薬品との相互作用が多いビタミンで、医薬品の種類によってはビオチン不足の原因になります。


アルコールをよく飲む


アルコールはビタミンBを多く消費してしまう最大の原因です。
ビオチンも例外ではありません。

葉酸の効果と働きについて

葉酸とは


葉酸ビタミンBの一種ですが、ビタミンMやプテロイルグルタミン酸ともいわれているものです。
葉酸は一般的に妊娠時には不足しやすいビタミンとしてしられています。

ビタミンB12の説明において、ビタミンB12は赤血球をつくるプロセスにかかわっていると述べましたが、葉酸もこのプロセスにかかわっています。
そのため、ビタミンB12と葉酸の不足が貧血の原因になることがあります。
葉酸は他のビタミンにくらべると必要量が少ないのですが、調理により壊れやすいことなどが原因で不足気味なビタミンです。


葉酸の効果



  • 赤血球をつくる


  • 異常出産をふせぐ


  • 貧血をふせぐ



葉酸を多めにとるべき場合


妊娠中である


妊娠中の人は葉酸不足になっていないことを確認するべきです。
妊娠中における葉酸の必要量は400マイクログラムとされています。
これは非妊娠時よりも多めの分量です。


アルコールをよく飲む


アルコールはビタミンBを多く消費する原因ですが、葉酸も例外ではありません。
アルコールをよく飲む人は葉酸を含めたビタミンB全般が多めに必要です。


貧血ぎみ


ビタミンB12は赤血球をつくるプロセスに関与しているため、ビタミンB12不足が貧血の原因になることがあります。
葉酸も同じように赤血球をつくるプロセスに関与しており、葉酸の不足は貧血の原因になります。
ビタミンB12と葉酸は合わせてひとつと考えるべきです。

ビタミンB12の効果と働きについて

ビタミンB12とは


ビタミンB12ビタミンBの一種で、コバラミンといわれているものです。
神経の正常な働きに不可欠なビタミンで、神経痛を軽減する医薬品にはビタミンB12が含まれていることが多くあります。
医師が処方するメチコバールという医薬品は「神経の働きをよくする」という目的で処方されますが、中身はビタミンB12です。

ビタミンB12は葉酸とともに赤血球をつくるプロセスにかかわっており、不足した場合は貧血の原因になることがあります。
神経の正常な働きをたもつこともビタミンB12の重要な働きで、不足した場合は精神的にも悪影響を及ぼします。

ビタミンB12のサプリメントはシアノコバラミンとメコバラミンに分けることができます。
これはどちらもビタミンB12ですが、活性の強さはメコバラミンの方が強力です。
そのため末梢神経にたいする効果を期待するために処方されるビタミンB12はメコバラミンです。
一般的なサプリメントではシアノコバラミンがほとんどですが、メコバラミンのサプリメントも販売されています。


ビタミンB12の効果



  • 赤血球をつくる


  • 神経の正常な働きをたすける


  • 記憶力や集中力をたかめて、精神を安定させる



ビタミンB12を多めにとるべき場合


菜食主義者である


ビタミンB12は動物性食品に含まれています。
そのため肉や魚だけでなく乳製品や卵も食べない厳格な菜食主義者の場合はビタミンB12が不足するおそれがあります。


胃からの栄養摂取がむずかしい


高齢者や何らかの病気などで、胃から栄養素を吸収する力が衰えている場合はビタミンB12が不足するおそれがあります。
ビタミンB12はもともと胃からの吸収率がひくいため、ビタミンB12のサプリメントは舌下錠のものが多く販売されています。
舌下錠とは舌下でゆっくり溶かすことで毛細血管から吸収するタイプの錠剤です。
舌下には毛細血管が集中しており、胃よりも効果的に吸収されます。


神経痛、肩こり、腰痛、手足のしびれ


肩こりや腰痛、手足のしびれを緩和する医薬品が販売されています。
こうした医薬品の成分を調べてみると、ビタミンB12が含まれていることがほとんどです。
ビタミンB12は神経の働きを正常にたもつ効果があるため配合されています。


貧血ぎみ


鉄分不足による貧血がほとんどですが、ビタミンB12の不足も貧血の原因になります。
ビタミンB12は赤血球をつくるプロセスに関わっており、貧血になるのを防ぎます。

ビタミンB6の効果と働きについて

ビタミンB6とは


ビタミンB6はビタミンBの一種で、ピリドキシンといわれているものです。
ビタミンB6のおもな働きはタンパク質の代謝をスムーズに行うことと、抗体を作り免疫力をたかめること、肌の健康を保つ、神経の正常な働きをたすけるなどが挙げられます。

ビタミンBビタミンB2のように肌の健康を守る働きを持つものが多くありますが、ビタミンB6も関連があります。
ビタミンB6の不足が口内炎、口唇炎などの原因になることがあります。
市販されている肌の調子を整えるサプリメントにはビタミンB2、ナイアシンなどのビタミンBとともにビタミンB6が含まれているのは、ビタミンB6自体に肌の健康を整える効果があることに加えて、ビタミンBどうしが協力することで、より効果があるからです。

ビタミンB6の代表的な働きはタンパク質の代謝です。
通常は気にすることはありませんが、タンパク質の摂取が多い人はビタミンB6が多めに必要です。
これは例えば、筋肉増強のためにプロテインを飲んでいるような場合が該当します。


ビタミンB6の効果



  • タンパク質の代謝にかかわる


  • 肌の健康をまもる


  • 神経の正常な働きをたすける



ビタミンB6を多めにとるべき場合


肌の調子が悪い


ビタミンB6不足が肌の調子を悪くする原因になります。
肌の調子が悪くなる原因はビタミンB6不足だけではなく、他のビタミンBが不足することも原因となります。


口内炎、口唇炎ができやすい


ビタミンB不足は口内炎や口唇炎の原因の一つです。
口内炎の原因となるのは必ずしもビタミン不足というわけではないのですが、主要な原因となっています。


手足のしびれ、足のひきつり


神経の正常な働きをサポートするためにビタミンB6が必要です。
そのため神経炎などにビタミンB6が処方されることがあります。
不足した場合は手足のしびれや足のひきつりがおこることがあります。


タンパク質の摂取量が多い


通常の食事では気にするほどのことではありませんが、タンパク質の摂取量が多い人はビタミンB6の消費量も増加します。

パントテン酸の効果と働きについて

パントテン酸とは


パントテン酸はビタミンBの一種で、ビタミンB5ともいわれるものです。
パントテン酸はいろいろな食品にふくまれているため、ほとんど不足する心配がないビタミンといわれています。
しかもパントテン酸はいろいろな食品にふくまれているだけではなく、腸内の細菌によっても合成されます。そのためパントテン酸に関してはほとんど注意をはらう必要がないのですが、抗生物質を飲んでいる場合は不足することがあります。抗生物質は腸内細菌を殺してしまうため、パントテン酸の合成量が少なくなるからです。

パントテン酸について特記すべきことは、副腎の働きを強化することでストレスに対する抵抗力をアップすることです。ストレスを感じると副腎から副腎皮質ホルモンが分泌されますが、副腎の正常な機能のためにはパントテン酸が不可欠です。

ストレスへの抵抗力を強化するためにパントテン酸を利用する場合は、通常の食事以外にサプリメントを活用するといいでしょう。
パントテン酸だけに限ったことではなく、ストレスに対抗するにはビタミンB全般が多めに必要です。
パントテン酸にプラスしてビタミンCビタミンEを合わせることで、ストレスへの抵抗力はさらにアップします。


パントテン酸の効果



  • 脂肪と炭水化物の代謝にかかわる


  • 副腎の正常な働きをサポートし、ストレスへの抵抗力をアップする


  • 血中コレステロール値を下げる



パントテン酸を多めにとるべき場合


抗生物質を飲んでいる


抗生物質により腸内細菌が死滅するため、パントテン酸の合成量も低下します。
このような場合はパントテン酸を多めに補給することが有効です。


ストレスを感じる


ストレスを感じるときには副腎の働きを低下させないことが重要です。
副腎の働きがしっかりしていないとストレスに対して精神的、肉体的に脆くなります。
パントテン酸は副腎の働きを助けるビタミンです。


コレステロール値を下げる


コレステロール値を下げるために、パントテン酸が処方されることがあります。

ナイアシンの効果と働きについて

ナイアシンとは


ナイアシンはビタミンBの一種であり、ビタミンB3、ニコチン酸ともいわれているものです。

ニコチン酸という名称であるため、タバコに含まれている毒物であるニコチンを想像する方が多いのですが、ニコチン酸とニコチンは関係ありません。たがいに化学構造がよく似ているという理由でナイアシンをニコチン酸というようになったのです。現在では多くの場合、ニコチン酸ではなくナイアシンという名前で通しています。

ナイアシンは炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝にかかわるビタミンですが、極度に不足した場合にペラグラという皮膚病になることが有名です。
ペラグラとは湿疹、嘔吐、便秘、下痢などの症状とともに口と舌に炎症をおこすものです。そして極度にひどくなると精神障害にも発展するものです。ペラグラは1900年代前半ナイアシン不足により発生することが解明されました。
現代ではペラグラになる可能性を考える必要はないと思いますが、ナイアシンが不足すると口内炎ができやすくなること、そして精神的に不安的になることがしられています。

ナイアシンはビタミンBのなかでは比較的必要量が多いビタミンであるため、どちらかというと不足しやすいビタミンです。ナイアシンが不足するケースで多いものがアルコールの飲みすぎです。

アルコールは体内でアセトアルデヒドという物質に変わりますが、アセトアルデヒドは有害な物質で悪酔いの原因になるものです。このアセトアルデヒドを分解するためにナイアシンが多く使用されます。
そのため、お酒好きな人やアルコール依存症の人にはナイアシン不足がめだちます。


ナイアシンの効果



  • 肌の健康をまもる


  • 神経の正常な働きに必要


  • 頭痛の緩和


  • 血液循環をよくする



ナイアシンを多めにとるべき場合


お酒好き


悪酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解にナイアシンが必要です。


二日酔い


ナイアシン不足が二日酔いの原因になることがあります。
飲酒の前にナイアシンを含んだビタミンBサプリメントを利用するのも、二日酔いを防ぐよい方法です。


口内炎や口舌炎などの症状があらわれた場合


ナイアシンが原因の場合にはサプリメントが有効です。
ただし、口内炎の原因は必ずしもビタミン不足によるわけではありません。


肌荒れが気になるとき


ナイアシンも含めて、ビタミンBの不足は肌荒れの症状があらわれやすくなります。

ビタミンB2の効果と働きについて

ビタミンB2とは


ビタミンB2はビタミンBの一種で、リボフラビンといわれているものです。
ビタミンB2の働きはおもに肌、粘膜、爪、髪を健康にたもつこと、脂質の代謝促進です。

口内炎の治療薬として、ビタミンB2製剤が発売されていますがビタミンB2不足が口内炎の原因となることがあるためです。
口内炎にかぎらずビタミンB2は健康な肌と粘膜をたもつ働きがありますから、不足した場合は肌と粘膜に悪影響が現れてきます。

もうひとつ、ビタミンB2の働きは脂質の代謝を促進することです。なかでも過酸化脂質から体を守る働きは重要です。
過酸化脂質とは活性酸素により酸化した脂肪のことで、動脈硬化を引き起こす原因であり、老化を促進します。
ビタミンB2は動脈硬化や脳卒中の原因となる過酸化脂質の分解する効果があります。


ビタミンB2の効果



  • 肌、粘膜、爪、髪の健康を守る


  • 脂質を代謝を促進する


  • 疲労回復過酸化脂質から体を守る



ビタミンB2を多めにとるべき場合


肉や乳製品などの動物性食品を食べない


ビタミンB2はおもに動物性食品に多く含まれているため、菜食主義者の人は不足しやすいビタミンです。


口内炎や口舌炎などの症状があらわれた場合


ビタミンB2不足が原因の場合にはサプリメントが有効です。
ただし、口内炎の原因は必ずしもビタミン不足によるわけではありません。


肌荒れが気になるとき


ビタミンB2が不足すると肌荒れの症状があらわれやすくなります。

ビタミンB1の効果と働きについて

ビタミンB1とは


ビタミンB1は一種のビタミンBの一種で、チアミンとよばれているものです。
ビタミンB1は脚気という病気に深い関連があります。
脚気とは手足のしびれや歩行困難などの症状があらわれる病気で、ビタミンB1の不足が原因とされています。

日本人は昔から米を主食にしてきましたが、それは玄米や雑穀米でした。近代になるにつれ、白米に代わってきましたが、ビタミンなどの微量栄養素を豊富にふくんでいる胚芽の部分をそぎおとしてしまったため、栄養価が大幅に低下してしまったのです。これにプラスして昔は副食も豊かなものではなかったため、ビタミンB1欠乏症である脚気が流行してしまったのです。

ビタミンB1の働きは炭水化物を消化してスムーズにエネルギー化することです。ビタミンB1が不足しているとエネルギー化がスムーズに行われなくなるため、エネルギー不足となり疲労を残しやすくなります。

疲れが気になったらはじめにとりたいのがビタミンB1です。
ビタミンB1は「精神状態を良くするビタミン」といわれており、神経の働きを良くする効果があります。ストレスをつよく感じているときも不足しないように気をつける必要があります。


ビタミンB1の効果



  • 疲労回復神経の働きを良くし、炭水化物の消化を促進する


  • 疲労回復


  • 精神的に安定する



ビタミンB1を多めにとるべき場合


アルコールをたくさん飲む


アルコールを分解するためにビタミンB1が大量に消費されるため、不足することがあります。


甘いものが好き


糖分をエネルギー化するときに、ビタミンB1を消費します。


ストレスを強く感じる


ビタミンB1は精神ビタミンといわれており、精神状態を安定に保つ効果が期待できます。

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